
デリーの夕暮れ
午後は市内の映画館で「NO ENTRY」という映画を観に行きました。
インド人って映画が大好きで、それもハリウッドやヨーロッパの映画とかじゃなくて、国内のスターが出演する、笑いあり涙あり、激しいダンス&歌のシーン(正直笑える)が満載の作品(HOLLYWOODならぬBOLLYWOOD映画って言うんだって)ばっか観てるんだそうだ。
少し前に日本でも「ムトゥ 踊るマハラジャ」が流行ったから、私もなんとなく雰囲気は知ってるつもりで、今回の旅行で本場のインド映画が観れることがすごい楽しみだったんです。
インドの映画館は全席指定で、料金ごとに席の位置が分かれてます。高い席(つっても安い)は2階。開場時間になると優先的に入れてもらえ、二階に上がる前になんとセキュリティチェックがありました。コンサート会場に入るみたいだ。
映画館の前でも中でも、外で並んでるインド人達に露骨にじろじろ眺められました。なんか自分が見世物になったような変な感じ。
作品は始まった途端、イマドキ(たぶん)のインディアンポップス(かなりノリノリ)がガンガン流れて相当ハイテンション。
複雑な演技はなくて、役者は
喜怒哀楽の4つの顔が大げさにできればいい
みたいなかんじで、ストーリーも
「あの脚本なら私でも書ける(BYミサ)」
ほど単純明快。
でも、すっごく面白い。
こんな展開わかりやすすぎるだろ、とか、インドのどこにこんな綺麗でゴージャスな人々&場所があるんだ?とか、つっこみどころは満載なんだけど、みんな手をたたいて笑ったり、口笛を鳴らしたり、とにかく映画を楽しんでていい感じなんです。
俳優陣はどれもイマイチ(だったと思う)けど、
女優陣の美しさといったら!!(*゚∀゚)=3
ハリウッドの女優もかすむ勢いかも。
どの女優も完璧に美しくて、メイクも似てるから最初は区別がつかないくらいだったんだけど、中でも特にクラブダンサーで主人公俳優を翻弄する小悪魔役の女優が!!!まじ鼻血もので!!
イメージとしては、
ビヨンセのルックスにジェニファー・ロペスの迫力を足し、キャサリン・セタ・ジョーンズの妖艶さをブレンドして叶姉妹のゴージャス感で包んだ感じ
とでも言えばいいんだろうか(*´д`*)ハァハァ
とにかくひれ伏したくなるくらいの神々しさがある美しさだったのです。
私は彼女のダンスシーンが楽しみで楽しみで。
なんて名前の女優なのか忘れたけど、彼女を観れただけでもこの映画を観る価値があったと思った。
インドの映画がもっと日本でも広まればいいのに

上映時間前に、近くのジュース屋でざくろジュースを飲みました。30ルピー。

映画館の前の通り。
インド人家庭訪問その2
夜は昨日とは別の家庭に訪問して、夕ご飯をごちそうになりました。
この家でびっくりしたのは、立派な髭を生やして頭にターバンを巻いた、いかにもインド人ってかんじの男の人が
突然流暢な日本語をペラペラしゃべりだした
ことです。
正直言って、うちらのガイドさんより全然日本語うまかった。
彼は、「占い師のお告げ」で「日本語を勉強したほうがいい」と言われ、日本語を勉強したのだそうだ。
会話の中で
「馬の耳に念仏」
「甘いものは別腹」
なんて言い回しをさらっと使っていたのにマジでびびった私たちでした。


わたしのとこも、結構きているんですが、30万とは、びっくりです。またきますね。よろしく。
わたしのとこも、結構きているんですが、30万とは、びっくりです。またきますね。よろしく。